家計管理。
やった方が良いのはなんとなくわかるけど・・・。
やったことはあるけど、続けられないんだよね。
そんな経験ありませんか?
家計管理は、なぜ必要なのでしょう。
お金の不安を減らすため?
それとも、貯金を増やすためでしょうか。
結論から言うと、家計管理はお金の流れを見えるようにして、判断を間違えにくくするために必要です。
ただ節約するためではありません。
自分の生活を守るために必要です。
家計管理と聞くと、面倒に感じませんか
家計管理と聞くと、こんなイメージを持つ人が多いです。
- 細かく記録するのが大変そう
- 節約ばかりで苦しそう
- 数字が苦手だから無理そう
たしかに、そう感じるのは自然です。
ですが、本当に大事なのは「完璧に記録すること」ではありません。
大事なのは、自分のお金がどこに消えているかを把握することです。
ここが見えていないと、お金の使い方の判断がずっと変わらず、それが記録されていくだけになります。
感覚で使ったお金は、後から振り返りにくく、その結果、気づかないうちに苦しくなります。
結論|家計管理は「節約」ではなく「判断」のためにある
家計管理の目的は、単にお金を減らさないことではありません。
使っていいお金と、使ってはいけないお金を分けることです。
たとえば、毎月の収入が20万円あったとします。
その中で、家賃や通信費のように毎月ほぼ決まって出ていくお金があります。
一方で、食費や日用品のように増えたり減ったりするお金もあります。
この区別がないと、今月あといくら使えるのかが分かりません。
すると、気づかないうちに赤字になります。
家計管理をすると、次の3つが見えるようになります。
- 何にお金を使っているか
- 毎月どれくらい残るのか
- 見直すならどこからか
つまり家計管理とは、
生活を数字で見て、冷静に判断するための土台です。
よくある考え|多くの人は「お金が余ったら貯金しよう」と考えます
多くの人は、こう考えます。
「余ったら貯金しよう」
「今月きつかったら来月調整しよう」
この考え方は一見自然な考え方に感じます。
ですが、実際はうまくいきません。
なぜなら、お金が余るのは偶然だからです。
意識せずに使っていたら、たまたま残った。
偶然に頼ると、毎月の結果が安定しません。
たとえば、外食が少なかった月は残るかもしれません。
ですが、友人との予定や急な出費が重なれば、すぐに崩れます。
つまり、
余ったら管理するでは遅いのです。
先に流れを把握しておかないと、お金は残りません。
家計管理が必要になるのは、お金が勝手に減るからです
なぜ家計管理が必要なのでしょうか。
理由はシンプルです。
お金は、意識しないと勝手に減るからです。
水が入ったバケツを想像してください。
収入は、水を入れることです。
支出は、底に空いた穴です。
穴の大きさが分からなければ、どれだけ水が減るかわかりません。
穴の大きさがわからなければ、なぜ水が増えないのか?と感じるでしょう。
それと同じで、支出の全体が見えていないと、生活は安定しません。
しかも支出には、次の2種類があります。
- 毎月ほぼ同じように出ていくお金
- 月によって変わるお金
この違いを理解しないまま管理すると、やってもやっても効果が少なくなります。
たとえば、たまたま食費が増えた月だけを見て「使いすぎだ」と考えると、本当はスマホ代や保険料のほうが重かった、ということもあります。
つまり家計管理は、
お金が減る仕組みを分けて見る作業です。
考え方として重要になるのが、
固定費と変動費の違い。
どこを見直すべきかは、この違いで変わります。
家計管理をするときは、この4つで考える
ここが重要です。
家計管理は、ただ記録すればいいわけではありません。
続けられて、役に立つ形で管理することが大事です。
判断するときは、次の4つで考えてください。
1. 再現性|誰でもできる形になっているか
やり方が複雑だと続きません。
ノートでも、アプリでも、表でも構いません。
大事なのは、毎月同じように確認できることです。
毎回やり方が変わると、数字を比べられません。
すると判断が感覚に戻ります。
2. 継続性|無理なく続けられるか
家計管理は、1回だけでは意味が薄いです。
毎月の流れを見るから価値があります。
たとえば、1円単位で完璧に記録する方法は、一見よさそうです。
ですが、疲れてやめたら意味がありません。
続けられる方法のほうが、結果的に強いです。
3. 目的|手段と目的を間違えない
家計管理では、全部を同じ感覚で見る必要はありません。
大事なのは、生活への影響が大きいものです。
たとえば、毎月数百円のズレより、
毎月1万円以上かかる固定的な支出のほうが重要です。
そういう意味では数百円のズレよりも、1万円に注目した方が効果があります。
目的を忘れると、修正が難しくなります。
4. 人生との一致|自分の価値観に合っているか
ここを無視すると、管理は苦しくなります。
たとえば、交際費をゼロにすれば数字は良く見えるかもしれません。
ですが、人とのつながりを大切にしたい人には合いません。
家計管理は、我慢大会ではありません。
自分が大事にしたいものを守るための管理です。
具体例|家計管理をしていない人は、何が起きるのか
たとえば、月20万円で生活している人がいるとします。
なんとなく毎月暮らせているので、特に管理はしていません。
ですが、月末になるとお金が足りません。
原因が分からないので、食費だけを減らします。
それでも来月また苦しくなります。
このとき問題なのは、食費そのものとは限りません。
動画配信の契約が増えていたり、通信費が高かったり、毎月の固定的な支出が重い可能性があります。
家計管理をしていれば、
「何が原因か」
「どこから直すか」
が見えます。
見えれば、人は気づくことができます。そして対策ができます。行動になります。
見えなければ、ただ苦しくなるだけです。原因がわからないまま、苦しくなるだけです。
まとめ|家計管理は、お金を守るための最初の一歩です
結論をもう一度言います。
家計管理とは、お金の流れを見えるようにして、判断を間違えにくくするためのものです。
ただ節約するためではありません。
生活を安定させるために必要です。
まずは次の状態を目指してください。
- 収入がいくらか分かる
- 毎月の支出がどこに出ているか分かる
- 何を見直すべきか考えられる
この3つが見えれば、家計はかなり変わります。
逆に、見えないままだと改善しにくいです。
次に考えるべきなのは、
毎月ほぼ同じように出ていくお金と、
月によって変わるお金の違いです。
ここを理解すると、
「どこから見直せばいいか」が分かります。
関連記事として、次は
「固定費と変動費の違い」
を読むのがおすすめです。


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