インデックス投資とアクティブ投資

この記事では『インデックス投資』『アクティブ投資』について。5分で読めます。

結論

投資経験が少ない人や、投資にあまり時間を掛けたくない人は『インデックス投資』
投資経験があり、個別株などで短期売買や配当金も視野に入れたい人は『アクティブ投資』

投資の種類

投資の運用方法として『インデックス投資』『アクティブ投資』の二種類があります。
この二種類の投資方法はタイプが全く違ってくるので、あなたの投資スタイルに合っている方法を選択することが重要です。

具体的にどんな違いがあるんですか?

順番をおって説明していくね

ベンチマークについて

インデックス投資、アクティブ投資の話をする前に、両方の投資方法に共通している
ベンチマークについて説明するよ

ベンチマーベンチマークとは、本来は測量において利用する水準点を示す語で、転じて金融、資産運用や株式投資における指標銘柄など、比較のために用いる指標を意味する。

Wikipediaより引用

投資を行う上で、目標となる指標のことをベンチマークと言うんだ。
例えば『日経平均株価』とか『TOPIX』とか『NYダウ』とか。
何となく聞いたことないかな?

テレビで聞いたことあるかもしれません!全く意味が分からないですけど。

そうだよね・・・。
つまり、実際投資をするファンドマネージャーや機関投資家の人たちは、こういった指標を目標にして、何をどれくらい投資するか決めているんだよ。

じゃあ、私たちはあまり関係がないんですね。。。

そうだね。あまり見る機会は少ないかもしれないね。
ただ、その目標に対して、投資家の人たちが、どういう気持ちでアプローチしているかが大事になってくるよ。

インデックス投資

インデックス投資は、目標にしている指標に対して、連動するように投資をする手法だよ

連動??もう少し詳しく教えて下さい。

例えばこんな感じだよ

筆者が作成

青い線が目安の指標(ベンチマーク)で赤い線が成績を示しているよ

指標(ベンチマーク)に似たような動きをするんですね

インデックス投資は似たような動きをすることが目的だからね。
細かい事は割愛するけど、機械的な方法で投資先を選定するので、
手数料も安いのが特徴だよ

アクティブ投資

それに対してアクティブ投資は 目標にしている指標に対して、
指標を超える事を目指す投資手法だよ

筆者が作成

インデックス投資と違って波が大きいですね

アクティブ投資は指標を超える事が目的なので、積極的に投資をするのが特徴だよ。
その為、チャンスをみて投資をする人がいるから、人件費も掛かるため、手数料が高くなっているよ。

でも手数料が高くてもその分、利益が出るならアクティブ投資も良さそうですね

インデックスとアクティブ どちらを選ぶ?

結局どちらがいいんでしょうか?

どちらが正解という事はないから難しい所だね。
インデックス投資であれば
・手数料が安い
・ファンドマネージャーの成績に左右されない

アクティブ投資であれば
・手数料は高いが期待以上の成績を出す可能性がある
この違いを見て、検討しても良いと思うよ。

ちなみに米国での研究で、米国株式の代表的な株価指数のS&P500に対し、
アクティブファンドは大体8割ぐらいは負けているっていう研究結果も出ているよ。
様々な研究が行われているし、優秀な成績を出しているアクティブファンドもあるので
一概には言えないけどね。

そうなんですね。そう考えると私はインデックスの方が良いかもしれません。

そうだね。
投資の経験がなかったり、そこまで投資に時間を掛けたくない人は
まずはインデックスがおススメだよ。

投資中上級者になってくれば、一部アクティブも入れて収益性を求めたり、
配当金を狙っていくのもいいかもしれないね。

まとめ

この記事では投資の方法として『インデックス投資』『アクティブ投資』について説明しました。
どちらが正解という訳ではなく、それぞれ特徴をもっている投資方法になるので、
あなたがどんな考え、スタイルで投資を行っていきたいか?で答えが変わってきます。

自分はどうしたいか?しっかりと軸を持って考えましょう!

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