NISAについて

この記事では『NISA』について、5分で読めます。

結論

結論だけ先にお伝えすると、資産形成を始めるのであれば初心者におススメの制度です。

NISAとは?

最近よく耳にするんですけどNISAって何ですか?どこで売ってるんでしょうか?

NISAはイギリスのISA(Individual Savings Account=個人貯蓄口座)をモデルにした日本版ISAの事を言うよ。日本版なので、NISA(Nippon Individual Savings Account)という愛称なんだ。

TDL(東京ディズニーランド)みたいな感じですね

そうかな・・??(笑)
まぁ一言で言うと貯蓄の為の口座を持つという事だね

特徴

通常、投資をする場合は証券会社に『口座』を作ります。
その口座で投資をして利益が出ると約20%課税となります。

増えた利益に対して一定の期間『非課税』にする口座のことを【NISA】と言います。

NISA口座で非課税となる利益とは
金融庁 NISA概要 より引用

NISAとつみたてNISAの違い

NISAには【一般NISA】と【つみたてNISA】の二種類があるよ。

何が違うんですか??

NISAとつみたてNISAの比較はこんな感じになっているよ。

引用元:https://diamond.jp/zai/articles/-/151027

大きな違いとしては
・非課税期間の違い
・投資枠の上限の違い
・対象商品の違い
この3点がポイントになってくるよ。

これだけ見てもどっちが良いのかわからないです

初心者におススメなのは

一概には言えないけれど、初心者におススメなのは【つみたてNISA】だと思うよ。
投資の原則に『長期・分散・積立』があったのは覚えているかい?

投資のリスクを抑えるために守るルールですよね!

投資についての記事はこちら
投資のルール① 長期投資
投資のルール② 分散投資
投資のルール③ 積立投資

投資をするには長い期間で運用するのが前提なので、運用期間が長い【つみたてNISA】が初心者にはおススメになるね。
商品も金融庁が厳選した商品のみなので、比較的選びやすくもなっているよ。

商品が厳選されていると安心ですね。
このNISAはどこで口座を作るんですか?

取扱い商品は金融機関で異なる

NISA口座は、一人につき1つの金融機関でしか申込・開設できません。
例えば、証券会社でNISA口座を開設された場合には、他の証券会社や銀行、郵便局などでは口座を開設することはできません。重複してお申込がないようご注意ください。

NISA口座を開設する金融機関は意外とたくさんあるんだよ。
ただ、どこの金融機関でも一緒という訳ではないから、慎重に検討しよう。

何か比べるポイントはありますか?

比較するポイントとしては
・取扱商品
・取引時手数料
・決済方法、売却方法

この辺りが自分に合っているかどうかが比較ポイントかな。

比較するポイント

ポイント1 取扱商品

投資をする時、取扱商品というのはとても大切になる重要なポイントだよ。
何の為に投資をするのか?それを実現するための商品かどうか?
自分に合っているかどうか?など
自分の投資の根底になる部分なのでしっかりと決めていこう。

こちらの記事もご参考に
投資の目的を決めよう
投資信託とは?

私はあまりリスクを取りたくはないですが、まだ若いので長期運用を考えてある程度はリスクを取っても良いかなと思います。

自分の投資スタイルが決まっていると、相場の上下や周りの意見に流されずに運用を続けることが出来ます。『自分はどんなスタイルで運用したいか?』しっかりと考えましょう。

こちらの記事も参考に
・インデックス投資とアクティブ投資

自分に合った商品を取り扱っている金融機関で開設をしよう

ポイント2 取引時手数料

投資信託の取引、保有にあたっては、以下の費用がかかります。
具体的な費用の料率、金額等は銘柄ごとに異なりますので、各ファンドのページや交付目論見書にてご確認ください。

代表的な手数料には、こんなのがあるよ
・購入時手数料・・・購入時に掛かる手数料
・信託報酬・・・・・保有期間中に掛かる手数料
・信託財産留保額・・売却時に掛かる手数料

色々な手数料があるんですね・・・。

投資は長期で運用するのが大切だから、こういった僅かな手数料の違いで大きな差が出てくるよ。
「1%くらいならいいかなぁ」と思っていると、勿体ないから、なるべく手数料の安い金融機関を選ぼう。
また、つみたてNISAに関しては購入時手数料が無料の商品が揃っているのでよりおススメだよ。

相場を間違えると大きく損をしてしまう可能性があります。こちらの記事も参考に
相場を知る

ポイント3 決済方法、売却方法

決済方法は、口座振替だけでなくクレジットカード決済が可能な金融機関もあるよ。
クレジットカードなら会社によってポイントも付くし、毎月勝手に引き落とされるので手軽に投資をすることができるよ。

投資をしているのに、ポイントが付くのは嬉しいですね!

あとは売却方法だね。意外と売却時の事は考えてない人が多いんだけど、実際使う時の事をイメージしておく事はとても大切だよ。

積立NISAの受け取り時についてはこちらを
・NISA制度の受け取る時はどうする?

売却時は多くの人が高齢になり、手続きが難しいと大変になる可能性があるよね。
積立NISAは、一度で全部受け取らずに、少しずつ受け取る事が多いと思うんだ。
そうなった時の為に『定期売却サービス』がある金融機関もあるので、そこも合わせて検討しよう。

定期売却サービスってどんなサービスですか?

投資信託に受取日と受取方法を設定することで、毎月受取日に売却代金を受取れるサービスだよ。
事前に『定額』・『定率』・『期間』のいずれかを指定して、毎月自動で売却してくれるんだ。
とても便利なサービスだね。

まとめ

まとめるとNISA制度は
・運用益が非課税
・商品は限りなく限定されている
・購入時の手数料は無料

こういったメリットがあるので、投資を始めるのであればぜひ使うべき制度だよ。

あとは自分に合った金融機関を見つけるってことですね

投資を始める時は、最初が大変です。しかし、一度始めると後はほぼ、ほったらかしで運用を行う事ができます。
そしてなるべく早く始める事が大切です。投資は長期運用が前提なので、早く始めた分だけリスクを抑える事が出来ます。何も始めない事が一番のリスクです。
繰り返しますがNISA制度はとても素晴らしい制度だと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました