今回は住宅ローン繰上げ返済の話。
まとまったお金が入った時に、少しでもローンの返済に充てようと
住宅ローンの繰上げ返済を検討する方もいるかと思います。
繰上げ返済には2種類方法があります。
・月々の返済額を減らせる繰上げ返済
・返済期間を短くできる繰上げ返済
この2種類です。
月々の返済額を減らせる繰上げ返済→返済額軽減型
毎月の返済額を減らしたい方はこちらがおススメです。
家計の出費が厳しいから、少しでも金額を減らしたいという方はこちらが良いでしょう。
具体的にどれくらい金額が減るかは、実際借り入れている銀行などの
担当に聞くのが間違いないと思いますが、シュミレーションしてみると
例えば借入額は2000万円で返済期間は35年、金利が固定で1.85%、
元利均等返済の場合では毎月の返済額は約65,000円となります。
100万円を返済額軽減型で繰り上げ返済に充てた場合、
毎月の返済額が61,000円と月約4000円少なくなりました。
100万円で4000円なので、これを多いと思うか少ないと思うかは人それぞれですが、
月々の返済額が約4000円減るという事にメリットをかんじるのであれば検討の余地ありですね。
※変動金利で借り入れをしていると、金利の関係で必ずしもこの金額が減るわけではないようです。
しっかりとした金額を知りたいなら、借入している銀行に確認しましょう。
返済期間を短くできる繰上げ返済→期間短縮型
返済する期間を短くしたい方はこちらがおススメです。
なるべく早く返済し、老後の生活費の負担を減らしたいという方はこちらが良いでしょう。
先ほどと全く同じ条件でシュミレーションすると
残りの返済期間が2年4カ月短縮される計算です。
期間短縮型の方が利息の軽減効果は高く、また返済期間が短くなるというのは、心にも
余裕が出るのではないでしょうか?
手数料に注意
繰上げ返済を行うと金融機関によっては、手数料が掛かります。
また、返済できる金額にも決まりがあるようなので、繰上げ返済を検討する時には
一度、金融機関へ連絡し、担当の人とよく相談して決めるが良いと思います。
※貸している人は利息を多く払って欲しい人だと思うので、そこらへんを頭に入れながら話しましょう笑
まとまったお金が入った時、選択肢の一つとして繰上げ返済についてでした。
ただ、全部返済にする考えも、もちろん良い考えですが、敢えて投資の種銭にするのも考え方としてはありかと思います。
借入金利よりも良い利率で増やせれば、どこかで追いつけますからね。
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