やりたくないこと

今日は考え方の話。

皆さんはやりたい事を出来ていますか?
心から自分がやりたいと思っていることはわかってますか?

自己啓発系の本を読むと『やりたいことをやろう!』と書いてある本もありますよね。

やりたいことをやる!というのは、とても素晴らしい事だと思います。
誰だってやりたいことやって、生活できれば最高です。

しかし、現実はそうではなく。そもそも【やりたいことが分からない】という人の方が多いのではないでしょうか?

確かにやりたいことを見つけるのは大変です。自分には価値がない とか 得意な事がない など
考えればキリがないですよね。

ここで一つ考えたいのが、『やりたいことをやろう!』も大切ですが、
『やりたくないことをやらない!』と決めるのも大切ではないか!?という事です。

なぜそう思うか書いて行きますね。

1.やりたくない事をやっている弊害

やりたくない事をやっていると色々な弊害が出てきます。例えば仕事。
どうしても人には苦手な事ってありますよね。
営業するのが苦手
人前に立つのが苦手
ずっと座っているのが苦手

そんな環境にいると様々な所に弊害が出てきます。
まずは自分。やりたくないことをやっているので、ストレスが溜まります。
ストレスが溜まってよい事はありません。もちろん仕事の効率、能率も下がります。

そして、会社。得意な人がやればでる成果と、苦手な人がやる成果では大きく差が出るのは当たり前です。
そうなると、会社にも影響が出ます。
これは会社の為に成果を出せ!という事ではなく、
働いている人の為と会社の為を思えば、仕事を教えるのと同じくらい、その人の得意な事と苦手な事を
会社と本人が共有するのが大切という事です。
会社からすれば、採用するのも教育するのもお金がかかるわけですから、雇用と退職を繰り返すより
働いてくれる人が働きやすい環境を作る方が経済的にも良いと思いますね。

あとはお客様。何か物を買う時、嬉しそうに売ってくれる人と、暗い顔で売ってくれる人だったら前者の方が絶対良いですよね。
自分が客の立場だったらそう思う方は多いのではないでしょうか?
もしかしたら、リピーターや、ファンになってくれるかもれません。

これはお客様だけでなく、取引先の会社も同じだと思います。
これは上記に書いた内容と被りますが、やはり自分の得意・不得意を考える機会というのは、
想像以上に大きな効果があるのではないでしょうか?

2、やりたくない事をやるまでに掛かる時間

やりたい事をやるまでに必要な時間と、やりたくない事をやり始めるまでの時間。
比べるとどちらが早いでしょうか?
もちろん、前者だと思います。
やりたい事だったらすぐに行動に移せますよね。むしろ我慢できなくなるのではないでしょうか?
逆にやりたくない事は、やるまでに時間が掛かります。
やらなきゃな。。。やだな。。。どうしようかな。。。でもやらなきゃ。

一つの行動を起こすのに時間が掛かるのであれば、一日にできる行動は限られてきます。
一日は平等に24時間です。

有意義な一日を過ごす為にも、やりたい事にフォーカスするのは大切だと思いませんか?

3、判断する回数を減らせる

上記に書いた内容と少し被るかもしれませんが、やりたくないことをやろうとすると様々な判断を迫られます。
やりたくないな→やらなきゃな。
どうやろうかな→こうやれば良いかな。どうかなぁ。
でも失敗したらどうしよう→失敗したくないなぁ。
もう少し後でやろうかなぁ→でも早くやらなきゃなぁ。

こう言った感じで、頭の中で様々な選択を迫られる事になります。

結果的に行動しなければ何も動かないのですが、その行動に移すまでに時間と労力を使います。
本人からすれば、こんなにツライ時間はないと思います。

まとめ

やりたくない事をやらない理由を書いてみましたが、現実は中々厳しい部分があり
やりたくないからと言ってやらなくても良い事は少ないです。

ただ、予め自分のやりたくない事を理解しておけば、事前に避ける事はできるかもしれません。
やりたくない環境を作らないようにするという事ですね。

そういう意味でも、まずはご自身でやりたくない事を素直にリストアップして
いかにそういう状況を避けつつ、自分を大事にする事ができるか。

自分に無理させてツライ思いをするのであれば、そういう事も必要になるかと思います。

本当は職場とか、教育の場で、自分の得意な事や不得意な事を掘り下げるような
環境があれば、最高ですよね。

日本の自己肯定感の低さはこういう所にもあるのかなぁと感じます。

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