終身医療保険は短期払い?終身払い?

今回は医療保険の話。

保険の種類は・・・

保険の種類は3種類です。

定期保険

養老保険

終身保険

自分が病気やケガをした時に使える医療保険。

この保険は、終身タイプが多いです。

自分が病気やケガをした時に使える保険なので、期間が決まっている定期タイプよりも

保障は一生涯の終身タイプの方がいいのかなぁとは思います。

この終身タイプの保険。

保険料の払い込み期間が決められます。

商品や年齢にもよりますが

60歳払い済み・・・60歳までに保険料をすべて払い込み、その後は保険料の支払いなし

65歳払い済み・・・65歳までに保険料をすべて払い込み、その後は保険料の支払いなし

70歳払い済み・・・70歳までに保険料をすべて払い込み、その後は保険料の支払いなし

それ以外にも

5年払込・・・5年間で保険料をすべて払い込み、その後は保険料の支払いなし

10年払込・・・10年間で保険料をすべて払い込み、その後は保険料の支払いなし

また

終身払い・・・生きている間、保険料を払い込む

こんな感じです。

もちろん払い込み期間が短い方が保険料は高いです。

しかし、65歳までに保険料払い込んでしまえばそこから先は保険料の支払いが無くなるので、

老後の年金生活を考えると安心できますよね。

一番保険料が安いのが終身払いです。

ただ、生きている間保険料を払わなくてはいけません。

どれが良いですかね?皆さんならどのタイプを選びますか?

それぞれメリット・デメリットを考える

私は【終身払い】を選びます。

その理由は

1.この保障内容が一生使えるかわからない

終身の医療保険を、短期払いで払い込めば、保障は残っていて、保険料の支払いはなしという状況になります。

確かにこれは良いなぁと思うんですが、疑問に思うこともあります。

そもそもこの保障内容で一生涯カバー出来るのか?

医療状況は日々変化しています。

入院日数もどんどん短くなってきています。がんでも大体1週間から長くて3週間です。

それだけ医療が発達し、技術も発達し、患者さんにも優しくなってきているんですね。

では、これから先、もし今以上に医療が発達したらどうでしょうか?

入院日数はどんどん短くなり、入院することが珍しくなるかもしれません。

高齢者が多くなり、みんなが入院できるような環境というのは想像しずらいです。

病院もなるべく通院や自宅療養で対応をお願いする可能性もあります。

そうすると、今の医療保険ではカバーしきれない費用が出てくるかもしれません。

そうなった時、短期で払い済みにした保険は無駄になる可能性もあるわけです。

だったら、終身払いにし、保険料を抑えて、浮いたお金は貯金や投資に回したほうが合理的と考えます。

医療保険は医療しか使えませんが、現金ならなんでも使えますからね。

もし、医療状況を見て、加入している保険が使えないと判断できれば解約すればいいだけです。

2.リスクを考える

確かに病気やケガをするリスクと言うのは少なからずあります。

こればかりは分からないので、判断が難しいところではありますが、人生100年を考えた時、もっと確立の高いリスクがありますよね。

なんでしょうか?

長生きのリスク。つまり老後です。

人生100年と言われる現代。医療技術も上がっていけば長生きする確率は高くなるのではないでしょうか?

現在平均寿命は男性が約81歳。女性が88歳です。

病気になる確率は分からないですが、病気になる確率と、老後長生きする確率を比べるとどうでしょう?

私は老後長生きする確率の方が高いんじゃないかと考えます。

そしてかかる金額も治療費よりも、老後使うお金の方が多いですよね。

治療費は高額療養費制度というのがありますので。

であれば、まずは老後の長生きリスクに備えるのが先決かなぁと考えます。

だから終身払いにして、保険料を下げ、浮いたお金を投資に回して少しでも増やす。

そんな考えでいます。

もちろん、保険は安心で入る部分もありますので、なにが正解ということではありません。

大事なのは【自分はどうなのか?どう思うのか?】だと思います。

そういった所を自分でよく考えて入る保険なら、きっと納得いく内容になるはずです。

なんとなくで選ぶのでなく、しっかりと考えて保険に入りましょう!

そうじゃないと、お金は減るばかりです。

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